フレンチレストランでワインを頼む時には注意したいこと

4人以上なら頼む可能性がかなり高い物といえば

フレンチレストランに4人以上で行った場合、頼む可能性がかなり高いものといえばボトルワインです。
もちろん、4人全員がグラスワインで頼むこともできるのですが、お店から4人様であればボトルワインにされるのがおすすめですと言われた場合、それならという流れになることも多い、フレンチレストランあるあると言えます。
この時に注意したいのが、グラスワインをオーダーするとフレンチレストラン側が選んだワインが赤や白、ロゼといった種類の違いによってあらかじめ選んで出してきてくれるのに対し、ボトルワインとなるとワインのメニューが差し出されることです。
ワインに詳しい人がいない場合、メニューを見てもチンプンカンプンということになる可能性が非常に高いと言えます。
そんな時は、赤ワインにするならどんな味わいのものを飲みたいかを伝え、おすすめを決めてもらうのがいいでしょう。
甘口、辛口といった味わいで伝えるのもいいですし、味わいに使われるボディという表現を知っているなら、フルボディにミディアムボディ、さらにはライトボディのいずれかで指定出来ます。
ボディのことなど知らないという人であれば、軽めとかコクがあるもの、あるいは飲みやすいものといった言い方で伝え、選んでもらうのがおすすめです。

分からないときは分からないという方がいい

ワインのことはよくわからないことを伝えないままソムリエに選んでもらった場合、ソムリエがワインを持ってきたときにどぎまぎすることが起こります。
ワインのボトルを見せられ、こちらでよろしいでしょうかと言われるのです。
よくわからない以上、ハイと答えるしかありませんが、ソムリエはおもむろにワイングラスに少量注ぎ、お願いしますと声をかけてきます。
こうなるともはや、がお願いしますなのかがさっぱりわからないということになってしまうこと間違いなしです。
これはボトルでワインを頼んだときに行われるテイスティングと呼ばれるもので、ワインの品質を確かめてくださいと促されている状態です。
そこで、ワイングラスの脚をもって静かに回して香りを確かめ、少し口に含んでおかしな味がしなければ、ではこれでと伝えます。
ここで大事なのは、飲んだときに思いのほか酸味が強かったり、口に合わなくても、栓を抜いたワインに問題がなければ交換はできないことです。
テイスティングは味の好みを確かめるのではなく、あくまでも品質を確かめるためですので、フレンチレストランに大勢で行くときには注意が必要なマナーと言えます。

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