フレンチとはどういう料理のことだろうか
フレンチはフランスで発症した色々な料理、食文化を総称したもののことです。
だから、一つの料理を指すのではなく、その地方によっても大きくその姿、調理法などが違っています。
現在では世界三大料理の一つとして注目を集めていますが、その歴史は古く、すでに中世の後期あたりには今の姿になってきていると言われているほどです。
そして20世紀にはすでに国際的にもその名が知られるようになり、現在では高級料理の一つとして扱われています。
ただ、高級なものも数多く作られていますが、いわゆる田舎料理というのも多く作られており、その姿はさまざまな形となっています。
マナーを知っておこう
フレンチといえば、やはり楽しむためにはある程度のマナーを知っておく方が良いでしょう。
とはいえ、マナー自体はそれほど難しいわけではありません。
基本はカトラリーは外側から利用するということを知っておけば、ある程度対応できます。
また、ナイフ、フォークは肩の力を抜いて持ちましょう。
落としてしまった時は自分で拾いたくなりますが、スタッフの方が拾ってくれるので、自分では拾わないというのも知っておきたいマナーの一つです。
食べている最中に皿に置く時はハの字で、食べ終わったら揃えて斜めに皿に置きます。
その際上がナイフ、下にフォークを置きますが、フォークは背を下にして置きましょう。
ナフキンについても知っておこう
フレンチのマナーとして知っておきたいことの一つがナフキンです。
食べる時は折り目を自分の方に向けて二つ折りにして膝に、中座する時はその形のまま椅子の背に置くようにします。
さらに食後に関しては、綺麗に畳んでおく方が美しいと考えられがちですが、この場合はあえて軽く畳んでテーブルの上に置きます。
「たたみ忘れてしまうほど料理が美味しかっ」という意味があるからです。
ちなみに、しっかりと綺麗に畳んでしまうと、美味しくなかった、満足できなかったというメッセージになってしまうので注意しましょう。
コース料理ばかりではない
フレンチというと、どうしてもコース料理というイメージを抱かれてしまうことも少なくありませんが、もちろん一皿料理だってあります。
また、その土地に合った料理となっていることも多く、日本のお店の場合は日本人向けに味付けがアレンジされていることも少なくありません。
また凝った感じに作られていると思われがちですが、実は手軽に食べることができるものも多々あるあります。
敷居が高いと思われがちのフレンチですが、実は気楽に食べられるものも少なくないので、色々と楽しんでみてはいかがでしょうか。