フレンチを美味しく頂くためのマナーとは

食事を楽しむために必要なマナー

フランス料理はナイフとフォークがズラリと並んでいて、どう食べたらいいのかわからないという方もいらっしゃることでしょう。
しかしマナーを身につければ、美味しく食事を頂くことが出来ますので、食事を楽しむためにもマナーは身につけておいた方が損はありません。
最初に覚えたいのは、ナイフとフォークの使い方です。
使い方はとても単純明快で、外側から順番に取っていくだけで、一品食べ終わったら、食べ終わったお皿の右側にナイフとフォークを並べて置いておくと、ウェイターがお皿ごと引き下げてくれます。
まだ食事中の時は、ナイフとフォークをハの字にしておくと、食事中の合図になりますので、食べ終わるまで待ってくれるでしょう。
食事中にナイフやフォーク、ナプキンを落とした場合は自分で拾わずにウェイターを呼びましょう。
料理を食べるときは、肉や魚など最初にすべてをカットしないことです。
左側から順番に一口サイズにカットしてから食べていきます。

パンは口直しと考える

フランス料理には、スープからデザートの間までにパンが出てくるのですが、パンは主食としてお腹一杯食べるものではありません。
口直しとして頂くものですので、沢山取って食べないようにしましょう。
パンはパン皿の上に取ってから、一口サイズにちぎり、バターを塗って頂きます。
パンがなくなると、ウェイターがおかわりを勧めてくれますが、食べ過ぎないようにしましょう。
最後に美味しいデザートが出てきますので、お腹に余裕があるようにしておくことも大切です。

フランス料理はレディファースト

男性の方はフランス料理はレディファーストだということを肝に銘じて振る舞いましょう。
席は女性によい席に座れるように、男性がスマートに勧めてあげなければなりません。
景色のよい窓際の席や入り口や通路から遠い席に女性を座らせてあげましょう。
また料理を食べる時は、男性は女性より先に手を付けてはいけません。
食べ終わる時も、女性より早く食べ終えてはいけません。
日本とは逆の行動なので、慣れていないとなかなかできませんが、フランス料理はレディファーストだということを肝に銘じて、紳士らしく振る舞うことがとても大切なのです。
女性より早く料理を食べ終えてしまいそうなときは、最後の一口を取っておき、女性が食べ終わってから、口に入れましょう。
食事中は、笑顔を忘れずに美味しく頂くことも大切です。
自分が笑顔だと相手も自然に笑顔になりますので、食事中の良い雰囲気づくりも紳士には大切なことなのです。

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